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●ジョーズ2
1978年作品。1986年7月10日発売/テレビサイズ国内盤LD/モノラル(廃盤)。
「ジョーズ」の正式な続編、スピルバーグ以外は、ほとんど同じスタッフ、キャストが集結。
前作があまりにも凄すぎるゆえ、評価は散々であるが、前作でのジョーズとの戦いの恐怖から逃れられないブロディ署長(ロイ・シャイダー)の苦悩、へリコプターにバリバリと食いつくジョーズなど、それなりに見所も多い。
あの「ジョーズ」のテーマ曲がかかるだけで、それまでだらっとしていた映像が、条件反射のように一気に引き締まるのは、まさに映画音楽マジックである。
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●ジョーズ3
1983年作品。1986年7月10日発売/テレビサイズ国内盤LD/モノラル(廃盤)。
飛び出すジョーズ!として立体3D映画で公開。フロリダ「シーワールド」で働くエンジニア、マイクはブロディ署長の息子。その「シーワールド」に体長10メートルものジョーズが出現。
ジョーズの恐怖よりも、食いちぎられた手足が画面一杯に写るなどの立体効果そのものの面白さを狙った絵作りで、映画的には退屈。
LDはもちろん立体ではない上、3D用の元画像の影響か、画質も悪い。
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●ジョーズ`87/復讐篇
(ジョーズ4)
JAWS: THE REVENGE
1987年作品。1988年5月25日発売/テレビサイズ国内盤LD(廃盤)/ステレオ・ドルビーサラウンド。
前作「ジョーズ3」で、「シーワールド」で働いていたはずのブロディの息子マイクは、何故かバハマで貝の研究をしている。
さらに海ぎらいになったはずの次男ショーンは、死んだ父ブロディの意志を継いで、アミティ警察署の保安官補になっているといった「ジョーズ3」をまったく無視した作品。流れ的には「ジョーズ2」の続きであるが、執拗にブロディ一家を追い回し、復讐をせまるジョーズ。
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あきらかにブロディに殺されたジョーズが生き返って復讐をしているとしか思えず、ジェイソンなどの殺人鬼キャラと同じ設定となっている。
ラストは、息子ショーンを殺されたエレンが、逆にジョーズに復讐を果たすのであるが、そのエレンを演じるロレイン・ゲイリー(1・2作目と同じ)、さらには回想シーンと遺影で登場するロイ・シャイダーの姿が、本家本元シリーズとしての名残りを残している。
しかし、逆にそれが、1作目の人気にあやかり続けるシリーズ物の物悲しさもまた、ひしひしと伝えている。 |
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●ジョーズ3/劇場公開用立体3Dメガネ
1984年3月、国内劇場公開時に配られた立体3D鑑賞用紙製メガネ
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●死神ジョーズ/戦慄の血しぶき
1987年3月1日発売、国内盤LD。1984年イタリア作品「MONSTER
SHARK」/国内劇場未公開。
海洋モンスタースペクタル「死神ジョーズ/戦慄の血しぶき」。このいかにもうさんくさいタイトルと、サメの牙と、タコの触手、イルカの脳を持った深海の巨大怪物…、さらに謎のプロジェクト「シーキラー計画」!とくれば、これはもうお約束の典型的なキワモノ映画。 |
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なかなか姿を現わさない怪物、現わしてもショボイ、ラストの怪物退治方法がセコイ、シーキラー計画も結局よくわからんとか、いろいろとあるが、決して目くじらたてて、つまらん映画だ〜などと怒ってはいけない。
こういう映画にはそれなりの楽しみ方があるのだ。ジョーズシリーズとはまったく関係ない映画だが「ジョーズアタック2」と題名を変えて、国内盤DVDとして2000年12月22日にめでたく(?)再発売された。
「ジョーズ」シリーズとはまったく関係のない、その他のジョーズ物は、かなりの本数が作られている。特に国内ビデオリリースされている物では、●地獄のジョーズ/'87最後の復讐(76年)、●ジョーズ・リターンズ(80年)、●ジョーズ・アタック(87年)(2000年11月24日国内盤DVD発売)、●ジョーズ'96/虐殺篇(95年)、●ジョーズ'98/激流篇(98年)などなど。最近でも、ディープ・ブルー(99年)などがありましたが、どうしてもジョーズと比べてしまう…。もはや、ジョーズはモンスターパニック映画の代名詞となり、一ジャンルを築いた感がある。スピルバーグも喜んでいるだろう…(ほんとか〜?) |
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