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					モノクロ映画こそハイビジョン映像は映える。絶対的な情報量が違うという事であろうが、まるで絹のような質感さえ感じる細密感は凄いとしか言いようがない。  
									 
居酒屋の壁や柱の木目など、作り物である馬目の宿のセットをいかに本物よりも本物らしく見せるかという黒澤のこだわりが、ハイビジョンの時代になってますます鮮やかに際立つ。 
現時点では、最高画質の「用心棒」だが、近い将来、東宝よりリリースされるであろうHDパッケージソフト化の際の高画質化にも期待が高まる。 
 
三十郎が念仏堂で、対ピストル用に出刃包丁を投げる練習をするシーンで、舞い上がる枯葉に出刃包丁が見事に突き刺さる特殊撮影は、フィルムの逆回転によるものだが、画像が鮮明すぎて包丁の柄の左側に付いている操作線がはっきりと見えてしまっている…。 
(※本文章は「用心棒」ジャケット比較の関連文章を、一部修正・加筆・編集したものです)(2007/11/25) | 
			 
			
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							2007年10月8日  
	日本映画専門チャンネル放送 
アスペクト2.35:1 東宝スコープ 110分   
 
1961年4月25日公開 東宝/黒澤プロダクション作品 
 ・1961年 ヴェネチア国際映画祭 男優賞 三船敏郎 
 ・1961年 ブルーリボン賞 主演男優賞 三船敏郎 
 ・1961年 アカデミー賞 衣装デザイン賞(白黒)ノミネート	
	村木与四郎 
	 
	 
製作:田中友幸 菊島隆三 
監督:黒澤明 
脚本:黒澤明 菊島隆三 
音楽:佐藤勝 
美術:村木与四郎 | 
					 
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