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					デスノート完結編公開(2006年11月3日)直前、劇場への観客誘導を目的に、日本テレビ「金曜ロードショー」20周年特別企画として放送された"ディレクターズカット 
		テレビ特別篇"。 
この手法が功を奏してか、前編の興行収入28億円から、完結編は興行収入52億円へと跳ね上がった。 
 
また、テレビ視聴率も24.5%を記録し、新たなメディアミックスの成功手法と思われたが、劇場公開、DVDリリース、テレビ放送と期間を空けながら公開する事により、それぞれの収益バランスを保つという業界内の暗黙のルールを破った為、製作の日本テレビは批難された。 
 
もちろん人気原作コミックを元とした脚本の良さと、観客を劇場に運ばせるだけの映画的な面白さがそこにあったからこその成功であろうが、ハリウッドでは「帝国の逆襲」「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」「キル・ビル 
		Vol.1」など、物語が完結しないまま、「続く・・・」という形式で成功した作品もあるが、邦画ではあまり記憶にない。(東宝の正・続社長シリーズぐらいか…) 
		 
また、原作と違うラストを用意した事も成功した要因のひとつだったのであろうが、今となればコミック原作後半の二アやメロなどを登場させる続編を観たいような気もする。まっ、それはそれで無いものねだりという事だろうが…。 
 
地上デジタル放送のハイビジョン版。比べるまでもなく明らかにDVDよりも高画質。 
死神リュークの動きや合成も自然だし、金子修介監督は特撮の使い方が巧い。 
ちなみにDVD-BOXも購入したが海砂バージョンだったのですぐに月バージョンに買い換えた。(何故、海砂バージョンがラッキーセット?) 
 
完結編はいまだに地上デジタル未放送だが、日テレ製作だけに2008年2月9日公開予定のスピンオフ作品「L 
		change the WorLd」に合わせて放送すると思うのだが。 
		 
松山ケンイチは、役に入り込むタイプのようだが、なかなかいい感じでL役を演じていた。(2007/12/01) | 
			 
			
			
			
			
			
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							2006年10月27日 日本テレビ「金曜ロードショー」 
	20周年特別企画 
アスペクト1.85:1 ビスタサイズ 126分   
 
2006年6月17日公開 ワーナー・ブラザーズ配給 
・2006年 日本アカデミー賞 助演男優賞 松山ケンイチ 
 
監督:金子修介 
プロデューサー:佐藤貴博 福田豊治 小橋孝裕  
エグゼクティブプロデューサー:奥田誠治 
製作指揮: 高田真治  
企画:高橋雅奈 佐藤敦  
原作:大場つぐみ「DEATH NOTE」(集英社刊「週刊少年ジャンプ」連載)  
    小畑健 (作画)  
脚本:大石哲也  
音楽:川井憲次  
 
出演:藤原竜也 
   松山ケンイチ 
   瀬戸朝香 
   香椎由宇  
   戸田恵梨香 
   藤村俊二 
   鹿賀丈史 | 
					 
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