ランボー RAMBO: FIRST BLOOD
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俺の戦争はまだ終わってはいない!

シリーズ第1作「ランボー」はベトナム戦争後遺症映画。
グリーンベレーの特殊戦闘隊員、ベトナム戦争の英雄ランボーもアメリカへ帰れば、ただの大量殺人者。ベトナム戦争そのものへの批判が帰還兵への非難となってのしかかり、またランボーの内面は悲惨な戦争で負った大きなトラウマに苦しめられていた。

徐々にランボーの素性が明らかになり、映画中盤にはランボーの暴れっぷりにどこか満足げなトラウトマン大佐が登場する。 トラウトマン大佐こそランボーを戦闘用の殺人マシンとして育てた人物だったのだ。

いよいよラスト、壊れたマシンのように暴れ続けるランボーを止めるため、任務の終わりを告げるトラウトマン大佐にランボーは叫ぶ。
「何も終わっちゃいない、俺にとって戦争は続いたままなんだ」
泣き崩れるランボー。
「ランボー」の敵は、ランボーを流れ者というだけで留置しようとしたティーズル保安官ではなかった。このトラウトマン大佐こそ、戦場へと若者を送り続けたアメリカの暗部の象徴、ランボーの本当の敵ともいえる存在だったのだ。
ランボーが唯一信頼できる人物と思い込んでいるのも、正義という大義名分の影に潜むトラウトマン大佐の恐ろしさを感じさせる。

米国盤Blu-rayの特典映像には削除されたシーンとして別エンディングが収録されている。
当初予定されていたその別エンディングでは、ランボーはトラウトマン大佐の持つ銃を自分に向け自殺してしまう。
別エンディングは撮影後リサーチ試写が行われ、作品としての高い評価は感じさせたが、観客にとって90分間以上感情移入したランボーが死んでしまうのはあまりにしのびない事、スタローンがベトナムからの帰還兵の最後に待っているものが「死」というのはふさわしくないと考えた事、シリーズ化の予定などから現在のエンディングに落ち着いたという。
単なるアクションヒーロー物映画とは一線を画す、主役が死ぬという衝撃的なエンディングも用意されていたのだ。

しかし本国アメリカでは1982年の劇場公開時、超話題作「E.T.」の影に隠れ、アクション映画としても地味な印象を残し中ヒットにとどまってしまった。
そのため、以降シリーズは「怒りの脱出」「怒りのアフガン」と続くド派手なアクションヒーロー映画へと変更を遂げ、映画は大ヒット。
「ロッキー」とならぶシルべスター・スタローンのヒットシリーズとなった。
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LD GALLERY
●国内初盤LD
1982年
パイオニア<SF078-0011>
長時間2面ディスク(CLV版) 英語ステレオ音声 約94分
劇場公開版(シネマスコープサイズ)収録 チャプター無し 劇場予告篇等未収録。
ペラ解説書封入 初盤は三角帯。

冒頭の東宝東和ビデオマークに続いて国内劇場公開時そのままの日本語タイトル“「ランボー」日本版字幕 進藤光太 映倫マーク”が表示。
日本語字幕も劇場公開時の焼き込み手書き風フォントのままなので、おそらく1982年12月に国内劇場公開されたフィルムを元マスターとしていると思われる。
映像はボケボケだが完全シネスコサイズで収録。当時の雰囲気が味わえるという意味では貴重なディスクとなる。

カロルコ・プロ製作第1回作品で、決してメジャーな作品とはいえなかった「ランボー」“FIRST BLOOD”の国内配給は東宝東和。
ブルーレイ収録の特典映像「ランボー素描」(メイキングドキュメンタリー)でテッド・コッチェフ監督が“海外の配給会社を一堂に集めたダイジェスト試写会の上映終了後、3人の日本人が「配給させてくれ!」と小切手を振りながら叫んでたのがすごかった”と話しているが、おそらくこの3人というのは東宝東和関係の人たちと思われ、当時の東宝東和の宣伝戦略手法同様のイケイケぶりが感じられてちょっと笑えた。

立体的で超デカい「ランボー」のタイトルがやたら目立つジャケット写真は、1982年12月18日国内劇場公開時のポスターにもなった日本オリジナル版。
原題タイトル“FIRST BLOOD”を主人公の名前に変えて「ランボー」としたのは日本(東宝東和)で、アメリカでも以降のシリーズは日本のヒットにならって“RAMBO”というタイトルがつくようになったというガセネタは、1985年8月3日に国内公開され大ヒットした「ランボー/怒りの脱出」の際の宣伝時に広まったもの。
確かに“FIRST BLOOD”を「ランボー」というタイトルで国内公開したのは東宝東和だが、後日他国でも“RAMBO”として上映されていた事が判明し、「ランボー」が東宝東和オリジナルのネーミングではない事がわかったのだ。
日本でヒットした事を宣伝に利用するために“ランボー”を“乱暴”とかけたいかにも日本人好みのタイトルネタと合わせて、東宝東和が勝手に解釈し膨らませたものと推測される。(捏造ともいうが…)

もちろん日本でヒットした要因は「ランボー」というわかりやすく覚えやすいタイトルにもあったと本国アメリカでは分析されていただろうが、別にタイトルを変えた事それ自体が東宝東和のお手柄とされていたわけではない。
むしろド派手なアクション映画を観客が期待しているという事をスタローンは東宝東和の宣伝戦略から再確認し、次作「ランボー/怒りの脱出」という映画史に残るアクション映画へと進む決意を固めたのではないだろうか。
1983年のお正月映画として公開された「ランボー」。同時期の映画興行は「E.T.」の話題で持ち切りだったため、東宝東和は得意の誇張した宣伝手法でこれに対応。
お正月映画唯一の超アクション大作として、いつにも増してド派手な表現で映画を盛り上げた。実際、これが功を奏して日本では本国を上回るヒットを遂げ、スタローンから東宝東和へ感謝状が届けられている。
●東宝東和・東和プロモーション製作の劇場公開時のプログラムとチラシ
<何故かニューヨークのマンハッタンをバックに。チラシはタイトルが超デカい。>
■東宝東和のキャッチコピーおよび名コピーライティング!
●原作の映画化権を猛烈な争奪戦のすえに、あのシルベスター・スタローンが手に入れ、アメリカ映画配給界の最大手(カロルコ・プロ)が80億円の巨費を投じて挑んだ製作第一回作品である。
※スタローンに映画化権はない。製作費は実際には15億円程度。
カロルコ・プロ(カロルコ・ピクチャーズ)は、後に「ランボー」シリーズ、「ターミネーター2」などで大ヒットを飛ばすも、当時は発足したばかりの独立系映画製作会社(1995年に倒産して現在は存在しない)。
●周りをとり囲むのは、最新鋭の兵器に身を固めた1000人の警官。クラッシュしたパトカー60台、撮影中に大破した最新鋭ヘリコプター2機、続出するケガ人に病院が満員になるという始末。
※1000人の警官ではなく州警察、州兵合わせて200人。クラッシュしたパトカーは数十台のみ。病院が満員になるケガ人というのは真偽不明だが、病院の大きさにもよるし…
●撮影には“ザ・ロイヤル・カナディアン・マウンテッド・ポリス”をはじめ、FBI、SWATが全面協力。使われた車両、銃器、兵器は全て本物である。
特に全部で37種登場するガンの数々は、マニア垂涎の的となるに違いない。

●盗まれた4億円!武器がゴッソリ紛失!
この作品に登場する武器はすべてが本物。厳重な監視下におかれていたが、4億円相当もの武器がゴッソリ跡形もなく消えてしまった!
プロの密輸業者に盗まれたのだ。新聞紙上をにぎわす大事件となってしまった。国際的な密輸組織らしいので、FBIはもちろん国際警察も本腰を入れ、現在も捜査中だ。
※米国盤Blu-rayのトリビアによると、すべてではないが、多くの武器が本物だった事は確かで、武器が盗まれたのも事実のよう。ただし4億円相応かは真偽不明…。
●シルベスター・スタローン。危険なアクションの連続にも関わらず、一切スタント・マンなしで撮影にのぞんだ彼は、あばら骨を4本折り、手と顔にはひどい火傷を負った。だが、傷口をテープで固めただけで撮影を続けたという。
※一切スタント・マンなしはウソ。絶壁からダイブするのはベテランのスタントマン、バディ・ジョー・フッカー(米国盤DVD、Blu-rayのトリビアによる)。
スタローンは木々の間を落ちるスタントであばら骨を折って、ひ臓を負傷した。なお傷口をテープで固めただけで撮影を続けたというのは…?。
●ブチ壊すためだけに創られた街!
ガソリン・スタンド、銃砲店など家ごとブチ飛ばしてしまういうケタはずれのもの。そのため街をひとつ創ってしまうことになった。
※確かにガソリン・スタンドなどは壊すために造ったが、街をひとつ造ったというのは…?
●死と背中合わせの大ロケーション!
現場スタッフ200人の全員が負傷するほどの厳しさ。しかし五ヶ月に渡るロケを終えて、左足にヒビを入れたカメラマンは“両手両足を骨折したって、もうこんなに凄いシーンは撮れないよ”と満足そうに語った。
※現場スタッフ200人全員負傷…?左足にヒビを入れたカメラマンとは一体誰なのか…?かなり東スポチックな表現だ。
●スタローン入院!関係者ヤキモキ!
彼の負傷で完成直前だった「ロッキー3」も大幅に遅れるアクシデントとなった。
しかしスタローン自身はベッドに悠然と横たわり「この作品のためなら、「ロッキー」は遅れてもかまわない」と親しい友人に語って「ロッキー」の関係者をヤキモキさせた。
※「ロッキー3」の撮影が遅れたのは確かなようだが、スタローンが語った親しい友人というのは一体誰…?こちらもかなり東スポチック…
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●FIRST BLOOD
米国初盤LD
1985年
THORN EMI/HBO VIDEO
<1573>
長時間2面ディスク(CLV版) 英語ステレオ音声 約96分
スタンダードサイズ1.33:1(PAN & SCAN)収録 チャプター無し 劇場予告篇等未収録

クレジットタイトル及び"IT'S A LONG ROAD"が流れるエンディングクレジット部分のみトリミングビスタで本編映像はスタンダードサイズ1.33:1(PAN & SCAN)収録となる。
ランボーのスタンダードサイズ版は本米国初盤LDと下記米国再発盤DVD SPECIAL EDITION(12652)で見られるが、国内ではソフト化されていない。
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●FIRST BLOOD
米国再発盤LD
1991年11月8日
IMAGE ENTERTAINMENT
<ID8060IV>
長時間2面ディスク(CLV版) 英語ドルビーサラウンド(4ch)音声 約96分
劇場公開版(シネマスコープサイズ)収録 チャプター付 劇場予告篇等未収録

上記国内初盤LDの日本語字幕表示が焼きこまれる前段階のマスターのようで、国内初盤LDよりも多少画質が良いというレベル。カロルコ・ピクチャーズのカンパニーロゴはカット。

サイド2巻末にLEFT、RIGHT、CENTER、リアSURROUNDの4chとなる初期ホームシアター用サラウンド音声のチェック映像が収録されている。
国内でも1985年に初盤リリースされた次作「ランボー/怒りの脱出」のレーザーディスクにはドルビーサラウンドシステム音声が採用され、部屋全体に降る雨の音や背後からの爆撃音など、立体的な音響がマニアの間で話題になり、ホームシアターにはなくてはならないサウンドシステムとなっていった。
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●国内再発盤LDニューマスター版
1994年11月25日
パイオニアLDC<PILF-0008>
長時間2面ディスク(CLV版) 英語ドルビーサラウンド(4ch)音声 約94分
ややビスタに近いシネスコサイズ収録 チャプター付 劇場予告篇等未収録
当時リリースされていたレーザーディスクソフトとプレイヤーが記載された解説書封入

ジャケット裏には「ランボー」LD化について、
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オリジナル・インター・ポジフィルムを本国から取り寄せ、日本国内でダイレクト・テレシネ。色調補正を行ったデジタル・ビデオマスターを作成したのち、「THX-LD」と同様のプロセスで字幕入れをおこなったLDマスターを使用。また、サウンドはオリジナルのシネ・テープをデジタル・ノイズ処理システム「シーダ」でリミックスしたサウンド・マスターを使用。
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との記載があり、アメリカ劇場公開版フィルムを元マスターとしているようで、冒頭には「ランボーのテーマ」をアレンジし、カンパニーロゴのテーマ曲として使用していた今はなきカロルコ・ピクチャーズのロゴも収録。

アナログ映像としては画質が良く、上記国内初盤LD<SF078-0011>と比較しても画質は格段にアップ。日本語字幕も「THX-LD」同様、下部の黒帯部分に表示され映像に被さらないように配慮されている。
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DVD GALLERY
●国内初盤DVD
1999年9月30日
パイオニアLDC<PIBF-1147>
ランボー国内初DVD化。チャプターシート封入。
ジャケット裏には東宝東和の劇場公開時の宣伝文をそのまま引用した“ハイウェイを埋め尽くす700台のパトカー、押しよせる1,000人の警察隊にたった1人で立ち向かう<ランボー>!のキャッチコピーが見られるが、映画を見ず資料のみで記載している事がバレバレのコピーだ。
ちなみに、下記国内初盤Blu-ray<GNXF-1005>では誇大表現のコピーは消え、解説文章内に“数百人の警官隊を相手に”と改められている。

ブルーレイのHD画質を観なれた今となっては、大画面で観るSD画質の映像には物足りなさを感じるが、それでもランボー狩りの山林の描写はLDとは雲泥の高画質さ。
細部までクッキリみえるデジタル画質の鮮明さには驚いたものだった。

■本編/93分08秒 シネスコスクイーズ収録
※カロルコ・ピクチャーズのオープニングロゴはカット
■音声/英語2CH(サラウンド)
■字幕/日本語
※劇場予告篇等の特典映像は未収録
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●米国初盤DVD
2000年8月29日
ARTISAN ENTERTAINMENT<60465>
コード1のため国内のプレイヤーでは再生不可。
上記国内初盤DVD(PIBF-1147)と原版自体は同じもののようだがテレシネの違いか、映像がやや黄色っぽい。
チャプターシート封入

■本編/93分10秒 シネスコスクイーズ収録
※カロルコ・ピクチャーズのオープニングロゴはカット
■音声/
1. 英語 ドルビーデジタル2.0CH
2. 英語 ドルビーデジタル(原作者ディヴィッド・マレルによる音声解説)
■字幕/スペイン語

■特典映像
●シーンインデックス(チャプターメニュー)
●TRIVIA GAME
ランボーのトリビア四択クイズ(9問)
答を間違えるとティーズル保安官のように、ランボーにサバイバルナイフで脅される。
※国内盤未収録
●THE FILMS OF SYLVESTER STALLONE: THE ROCKY EARLY YEARS
静止画文字情報とナレーションによる「ロッキー」以前と「ランボー」までのスタローン映画解説
※国内盤未収録
●"FIRST BLOOD: A LOOK BACK" ルック・バック
※国内盤Blu-ray収録と同じ

●PLAY TEASER(ティーザー※特報61秒版)
スタンダードサイズ版 ※映像的には国内盤Blu-ray収録と同じだがサイズ違い
●PLAY TRAILER(劇場予告編)
スタンダードサイズ版(2分29秒長尺版)
※国内盤Blu-ray収録のものより尺が長く、またサイズ違いとなる。

●CAST & CREW
静止画文字情報とナレーションによるキャスト&スタッフ紹介
●PRODUCTION NOTES
静止画文字情報とナレーションによるメイキング紹介
※国内盤未収録
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●フランス初盤DVD
2000年9月20日
STUDIOCANAL
<EDV29>

コード2だがPAL方式のため国内のプレイヤーでは再生不可。
デジタルリマスター版となり、上記国内初盤DVD(PIBF-1147)、米国初盤DVD<60465>とはマスター違い。初盤DVDで見られた画像のちらつきも無く鮮明さがアップ、DVDとしては最高画質となる。

■本編/89分20秒(※PALマスター早送り) シネスコスクイーズ収録
天地の幅が上記初盤DVDよりも若干だが多いようだ。
※カロルコ・ピクチャーズのオープニングロゴはカット
■音声/
1. フランス語 ドルビーデジタル2.0CH
2. 英語 ドルビーデジタル2.0CH
3. スペイン語 ドルビーデジタルモノ
4. ポルトガル語 ドルビーデジタルモノ
■字幕/フランス語・オランダ語

■特典映像
●シーンインデックス(チャプターメニュー)
●FILMOGRAPHIES

スタローン、リチャード・クレンナ、ブライアン・デネヒー、テッド・コッチェフ監督の作品歴紹介(静止画文字情報)

●EN+
- FILMS-ANNONCES

劇場予告篇2種
下記国内盤ブルーレイ(GNXF-1005)収録と同じ「ティーザー※特報」と「劇場予告篇※短縮版」2種。いずれも(トリミングビスタと思われる)ビスタスクイーズ収録。

-AFFICHES
フランス版、イギリス版、ドイツ版、イタリア版、アメリカン版、タイ版ポスター静止画収録。
※フランス版ポスターは本ジャケットと同じ絵柄となるが、タイトルに「RAMBO I」との表記があるのでリバイバル版のものと思われる。

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●米国再発盤DVD SPECIAL EDITION
【デジタルリマスター版】
2003年10月21日
ARTISAN ENTERTAINMENT<12652>
コード1のため国内のプレイヤーでは再生不可。
シネスコ(スクイーズ)とスタンダード1.33:1(PAN & SCAN)のサイズ違いをディスク片面にそれぞれ収録。
シネスコ(スクイーズ)サイズは上記フランス初盤DVD(EDV29)と同じデジタルリマスター版収録。

スタンダードサイズ版は上記米国初盤LD(1573)と本SPECIAL EDITION盤DVDにて見る事ができるサイズとなるが、当然LDよりは画質が良い。
米国初盤LD同様、文字が見切れないようにクレジット及びエンディングクレジット部分のみトリミングビスタで本編映像のみスタンダードサイズとなる。
トリミングされているが、人物のアップなど映像が大きいので小さなテレビで見ても迫力がある。
8ページカラー解説書封入

<シネスコ(スクイーズ)>
■本編/93分04秒 シネスコスクイーズ収録
※カロルコ・ピクチャーズのオープニングロゴはカット
■音声/
1. 英語 DTS
2. 英語 ドルビーデジタル5.1CH
3. 英語 ドルビーデジタル2.0CH
4. 英語 ドルビーデジタル(原作者ディヴィッド・マレルによる音声解説)
■字幕/スペイン語

■特典映像
●シーンインデックス(チャプターメニュー)
●DRAWING FIRST BLOOD
ランボー素描
※国内盤Blu-ray収録と同じ

●PRODUCTION NOTES

静止画文字情報によるキャスト&スタッフ紹介
●CAST & CREW
静止画文字情報によるメイキング紹介
上記2種とも上記米国初盤DVD(60465)収録のものと情報自体は同じもののようだが、ナレーションはカット。またキャスト紹介で音楽のジェリー・ゴールドスミスが外されているなど、スタッフ紹介の一部が替わっている。

●PLAY TEASER(ティーザー※特報65秒版)
スタンダードサイズ版
上記米国初盤DVD(60465)収録のものと同じだが、フィルム冒頭の権利元(?)のマークとカウントリーダーも含めて収録されている。
この映像を見ると、ティーザーはスタンダードサイズ版がオリジナルサイズだという事がわかる。
●PLAY TRAILER(劇場予告編)
スタンダードサイズ版(2分27秒長尺版)
上記米国初盤DVD(60465)収録のものと同じスタンダードサイズ長尺版。(国内盤Blu-rayはビスタサイズ短縮版)

<スタンダードサイズ(1.33:1)>
■本編/93分04秒 スタンダードサイズ(1.33:1)収録
※カロルコ・ピクチャーズのオープニングロゴはカット
■音声/
1. 英語 ドルビーデジタル5.1CH
2. 英語 ドルビーデジタル2.0CH
■字幕/スペイン語

■特典映像
●シーンインデックス(チャプターメニュー)
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●フランス再発盤DVD
2013年3月5日
STUDIOCANAL
<EDV 1392/829 065-9>
コード2だがPAL方式のため国内のプレイヤーでは再生不可。
上記フランス初盤DVD(EDV29)と同じデジタルリマスター版収録。


■本編/89分47秒(※PALマスター早送り、STUDIOCANALのカンパニーロゴ含む) シネスコスクイーズ収録
※カロルコ・ピクチャーズのオープニングロゴはカット
※シーンチャプター付
■音声/
1. フランス語 ドルビーデジタル2.0CH
2. フランス語 ドルビーデジタル5.1CH
3. 英語 ドルビーデジタル2.0CH
4. 英語 ドルビーデジタル5.1CH
■字幕/フランス語

■特典映像(BONUS)

●AVANT QUE LE SANG NE COULE
(22分42秒)「ランボー素描」
●FIREST BLOOD : RETOUR EN ARRIERE (4分06秒)「ルック・バック」
※上記2点とも国内盤Blu-ray収録と同じ
●COMMENTAIRE AUDIO DE SYLVESTER STALLONE
シルベスター・スタローンによる音声解説(フランス語字幕収録)
※国内盤未収録
●COMMENTAIRE AUDIO DE DAVID MORRELL
原作者ディヴィッド・マレルによる音声解説(フランス語字幕収録)※国内盤Blu-ray収録と同じ

●FIN ALTERNATIVE
・別バージョンエンディング(2分04秒)
※国内盤未収録
※ランボーのフラッシュバック、Blooper(NG)削除シーンは未収録

●FILMS-ANNONCES 劇場予告篇2種
※上記フランス初盤DVD(EDV29)、下記国内盤ブルーレイ(GNXF-1005)収録と同じ「ティーザー※特報」と「劇場予告篇※短縮版」2種。
●COMMENT DEVENIR RAMBO ? (PARTIE 1)
HOW TO BECOME RAMBO…(PART I)(14分24秒)
英語音声(フランス語字幕収録) 2011年スタジオカナル製作。
スタローンのボディビルデングコーチを務めたフランコ・コロンボ(Dr Franco Columb)による、ランボーのボディになるためのハウツードキュメント。フランコ・コロンボはシュワルツェネッガーのボディビルダー仲間で親友、そして俳優でもある。
なお PART IIとIIIはそれぞれ「RAMBO II」「RAMBO III」のDVD・Blu-rayの特典映像内に収録されている。
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Blu-ray GALLERY
●STALLONE FIRST BLOOD
米国盤Blu-ray
2007年2月6日
LIONSGATE<19157>
“FIRST BLOOD”米国盤ブルーレイ。
国内のブルーレイ・プレイヤーでも視聴可能なコードALL(ABC)。

上記デジタルリマスター版DVDのHD画質版ブルーレイ(スタジオカナル版HDマスター)。当然、DVDよりも高画質、高精細。
ベトナム帰還兵ランボーのうちひしがれた心情を写しだすかのようなカナダの冷気もリアルに感じる事が出来る。
ジャケットは初版とマイナーリニューアル版2種類が存在しているが映像内容は同じ。
ディスク再生冒頭にLIONS GATEリリースのブルーレイトレーラー「ディセント」(1分52秒)、「アドレナリン」(1分59秒)収録。

■本編/93分11秒 16:9スコープサイズ 1080P HD
※カロルコ・ピクチャーズのオープニングロゴはカット
■音声/英語5.1chドルビーデジタルEX、英語5.1ch DTS HD
■字幕/英語、スペイン語収録

■特典映像
米国盤ブルーレイの特典映像には国内盤未収録の「削除シーン」と「スタローンの音声解説」「トリビアトラック」が収録されているが、国内盤に収録されている「本当のベトナム」「米軍グリーンベレー」「ルック・バック」「劇場予告篇2種」は未収録となる。
(上記米国初盤DVD(60465)には国内盤とはバージョン違いの「劇場予告篇」。米国再発盤DVD SPECIAL EDITION(12652)には「ルック・バック」、同じく国内盤とはバージョン違いの「劇場予告篇」が収録)
「本当のベトナム」「米軍グリーンベレー」は海外向けの特典映像のようで米国盤には収録されていない。

●DELETED SCENES 削除シーン※国内盤未収録
・別バージョンエンディング(2分03秒)
「銃を持っているなら、俺を造り、訓練したあなたの手で殺してくれ」ロッキーはつぶやくようにトラウトマン大佐へ言う。躊躇するトラウトマン大佐にランボーは近寄り、大佐の銃を自分に向けて発砲。ランボーは衝撃で倒れそのまま眠るように死んでいく…。
国内盤には未収録の“ランボーが死ぬ別バージョン”エンディングが収録。
ラスベガスでテスト試写を行った際には、それまでランボーを必死に応援していた観客が、ランボーが死ぬと突然静まり返ってしまったという。

・ランボーのフラッシュバック(2分30秒)
廃坑に潜んだランボーが夜、焚火をしながら狩ったイノシシを食べるシーンに挿入される予定だった"ランボーがベトナム戦争時のナイトクラブで出会った女性と一夜を共にする回想シーン”が収録。
ランボーが寂しさのあまり、人の温もりなどを恋しく思うシーンだったのかもしれないが、突然、素性のわからない女が全裸になり、ランボーと抱き合うベッドシーンへと続く。
最後にランボーが泣き出すので、この女性とは何か別の関係があったとも想像できるが、それも不明のまま。かなり唐突。

・別エンディングBlooper(NG)シーン(55秒)

別エンディングのNGシーンとなる。
トラウトマン大佐と向き合うスタローン。台詞を忘れてしまったようで、見つめ合ったまま長〜い沈黙が続く…、思わず吹き出してしまう二人が可笑しい。

●DRAWING FIRST BLOOD (22分35秒)「ランボー素描」※国内盤Blu-ray収録と同じ
●シルベスター・スタローンによる音声解説※国内盤未収録
●原作者ディヴィッド・マレルによる音声解説 ※国内盤Blu-ray収録と同じ

●OUT OF THE BLU TRIVIA トリビア ※国内盤未収録
本編再生中映像にまつわるトリビア、原作と映画の違い、登場人物(警察犬)の殺傷箇所、サバイバル術などがポップアップ表示される。
スタローンはこの映画の企画に乗り気ではなかった。ベトナム戦争を題材としていた映画のため製作が難航し、永遠の企画映画とさえ呼ばれていた"FIRST BLOOD"。自分以外の俳優がすべて主演を断った本企画は呪われているとさえ思っていたという。
最終的に「ランボー」は26種類の脚本が作られ、3〜5社の映画会社を渡り歩いてようやく映画化に至った。
冒頭、ランボーがバリーの母に写真を見せながら説明する戦友の名前、ダンとウエストモア、ブロンソン、オルテガ、デルメアは実は撮影クルーの名前。
スタローンのギャラは1982年当時では破格の350万ドルだった。
ランボーが持つサバイバルナイフは、ナイフデザイナーの故ジミー・ライル作であり、映画用に特別に設計されたもの。本作以降いわゆるランボーナイフと呼ばれるほどマニアの間では有名になった。
警察署でランボーが身体を洗わされるウォーター・ホースの勢いが非常に強力だったため、スタローンの傷跡メイクは完全に押し流されてしまった。
ランボーの戦争後遺症は、原作の著者ディヴィッド・マレルがベトナム退役軍人との会話からインスピレーションを受けたもの。
警察署から逃走を図るランボー。警察官にスライディングして顔面をひじ打ちするシーンで、スタローンは勢い余って本当にスタントマンの鼻を折ってしまった。
ランボー追跡中、ティーズル保安官が運転するパトカーがズルズルと崖をすべり落ち横転してしまうシーンは、カーアクションではなく本当の事故だった。
<サバイバル>
急激な体温の低下は、低体温症に至る。震え、めまい、呼吸が苦しくなる。
※ランボーが寒さから身を守るため身にまとうボロ布は、用意していた衣装ではなく実際のロケ地で見つけたもの。そのため予備がなかった。
危険な絶壁での撮影。スタローンは安全ロープを足首に付けていた。
絶壁からダイブするのはベテランのスタントマン、バディ・ジョー・フッカー。
スタローンは木々の間を落ちるスタントであばら骨を折って、ひ臓を負傷した。
<サバイバル>
戦場で負った裂傷は細菌感染を防ぐためにも、すぐに処置をする必要がある。
※スタローンの腕の傷は特殊メイク。傷口から流れる血はスタローンの腕に隠したポンプによるもの。優れた特殊メイクだったため、本当の傷を縫合していると思われていた。
「ランボー」は1968年にベトナム帰還兵が起こした事件。社会問題にまでなったテレビ、ニュース記事からインスピレーションを受けている。
トラウトマン大佐の名前サミュエルは、アンクル・サム(アメリカ合衆国を擬人化した架空の人物)からきている。
トラウトマン大佐は当初カーク・ダグラスに配役されていたが、意見の食い違いから降板した。カーク・ダグラスがトラウトマン大佐役を断った理由として、ランボーは死ぬべきだという自分の意見が却下された事も理由の一つとしていた。
ちなみに後年カーク・ダグラスは、続編が製作できず大損していただろうが、ランボーが死ぬラストの方が作品的には価値があったと今でも思っていると、スタローンに伝えている。
個人的には カーク・ダグラスの鬼軍曹的なトラウトマン大佐も見てみたかった気もするが、知的な中にも狡猾なイメージがあるリチャード・クレンナの方がやはり似合っていると思う。
「ランボー」という名前は、フランスの詩人アルチュール・ランボーとランボー・アップルというリンゴの品種名からインスパイアされて名付けられた。
ランボーが廃坑に逃げ込むシーン。スタローンの親指が吹っ飛ばされそうになるほどの近距離で、着弾用のエフェクト装置が爆破している。
ランボーが隠れる廃坑を吹っ飛ばしたのはM72 LAW(Light Anti-Armor Weapon)は、口径66mmの使い捨て対戦車ロケット弾。
保安官ティーズルの名前は、茎や葉裏の葉脈に沿って鋭いトゲがあるTEASEL(ティーズル)というマツムシソウ科の多年草からイメージして命名された。
<サバイバル>
ネズミに噛まれ、引っ掻かれると鼠咬症になる事がある。症状は嘔吐、発熱、発疹などがみられる。
※撮影に使われたネズミの大群は実験用のネズミ。撮影用に白い毛を染めている。
当初、ランボー役はスティーブ・マックィーンとポール・ニューマンも考えられていた。
テッド・コッチェフ監督がランボー役として最初に選んだのがスタローンだった。
ガソリンスタンドは、ランボーに爆破されるため映画用に建設されたもの。
映画で使われた多くの武器は本物だったが、武器密輸業者と思われる何者かに盗まれてしまった。
ランボーとティーズル保安官二人が使うM60機関銃は、1分間に550発の7.62mmナトー弾を発射することができる。
ディヴィッド・マレルによる原作「一人だけの軍隊」は、1962年カーク・ダグラス主演映画「脱獄」"LONELY ARE THE BRAVE"からも影響を受けている。
ブライアン・デネヒーのスタントマンはティーズル保安官が屋根から部屋に落ちるシーンであばら骨を折ってしまった。
ランボーのモデルは第二次世界大戦で最も多くの勲章を受けたアメリカの軍人オーディ・マーフィ。彼もまた戦争後遺症による外傷後ストレスで苦しんだ。
原作「一人だけの軍隊」でランボーを殺してしまった著者ディヴィッド・マレルは、ランボーが死なない映画のラストに満足だった。後に映画版ノベライズとして原作者が続編を執筆している。
※その他、ランボーファンにはたまらないトリビアエピソードがまだまだ見られる!
<映画と原作の違い>
・原作となった小説「一人だけの軍隊」の舞台はケンタッキー州だったが、映画ではカナダのホープという町で撮影された。

・原作ではティーズル保安官は朝鮮戦争の英雄で、ベトナム戦争の帰還兵であるランボーと対比させるなど映画版よりももっと重要な役割を担っていた。
しかし映画版ではティーズル保安官のオフィスに朝鮮戦争の英雄に贈られる勲章が飾られているだけで特に説明はない。

・ランボーは警察署からタンクトップで脱走するが、原作では全裸のまま脱走する。

・小説では200人以上が死ぬが映画では4人のみ。
※映画で死んだ4人もランボーが自分の身を守るために起こした行動から突発的に生じたもので、ランボーが直接殺したものではない。
ちなみに死んだ4人というのはヘリから落ちた保安官補ガルト、ランボー追跡中、激突し炎上したパトカーに乗っていた3人の計4人と思われる。
なお警察犬3匹は威嚇の意味で意図的に殺している。

・ランボー狩りに混じっていた少年とランボーが出くわすシークエンス。映画版ではランボーは子供に危害を加えないが、原作では殺してしまう。
ちなみに、ランボーを病的な殺人者から社会の犠牲者に変えたのはスタローンだった。

・原作では、ランボーが入る坑道には水は流れていず、コウモリの糞(バットグアノ)にヒザまでつかる。

・原作ではトラウトマン大佐はランボーの頭を散弾銃で撃って殺す。
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●ランボー トリロジー
国内盤Blu-ray BOX
2009年2月4日
ジェネオン エンタテインメント
<GNXF-1008>
「ランボー」「ランボー 怒りの脱出」「ランボー3 怒りのアフガン」ブルーレイ3作品をセット化。
ボックスには同時発売(別売り)「ランボー 最後の戦場」ブルーレイも収納可能。
●国内初盤Blu-ray
2009年2月4日
ジェネオン エンタテインメント
<GNXF-1005>
■本編/93分09秒 MPEG4-AVC 16:9スコープサイズ 1080P HD
スタジオカナル版HDマスター ※カロルコ・ピクチャーズのオープニングロゴはカット
■音声/
1.英語5.1ch サラウンド/ドルビーTrueHD
2.日本語2ch モノラル/ドルビーTrueHD
3.英語音声解説 2ch ステレオ/ドルビーデジタル
(原作者ディヴィッド・マレルによる音声解説)
■字幕/日本語・英語・吹替用・音声解説用字幕
チャプターシート封入

■特典映像
●予告篇 A(ティーザー※特報) ビスタサイズ収録(55秒版)
●予告篇 B(トレーラー) ビスタサイズ収録(1分07秒版)

●ランボー素描
スタンダードサイズ収録(22分33秒)
「ランボー」メイキングドキュメンタリー 2002年製作。
1972年、原作となった小説「一人だけの軍隊」"FIRST BLOOD"が出版されてから、映画化へと進む過程が紹介される。
映画化の企画が進むに連れ、ランボーのキャラクターが変わっていった事、共演者が決まるまでの過程、撮影中の様子、別エンディング、音楽、公開後の反応までがスタローン、著者ディヴィッド・マレル、監督テッド・コッチェフ、製作総指揮アンドリュー・ヴァイナとマリオ・カサール、リチャード・クレンナ、製作バズ・フェイトシャンズらによって語られる。

●本当のベトナム
スタンダードサイズ収録(26分56秒)
アメリカにとってベトナム戦争とは一体何だったのか。
老人や子供、女性といった一般のベトナム市民が犠牲になっている惨状が報じられるに連れ、大きく揺れ動くアメリカ国民の世論など。
戦争に関係した元兵士などの証言からベトナム戦争を検証するドキュメンタリー。

●米軍グリーン・ベレー
スタンダードサイズ収録(9分55秒)
グリーンベレーの元隊員らが語るグリーンベレーの真実。既存の戦いにとらわれず不正規戦、ゲリラ戦、秘密工作といった特殊戦闘を担うグリーンベレーを紹介するショート・ドキュメンタリー。

●ルック・バック
スタンダードサイズ収録(3分59秒)
ランボー "FIRST BLOOD" を名シーンで振り返るイメージビデオ。
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●ドイツ盤Blu-ray
2011年11月17日
STUDIOCANAL<503620>

“RAMBO FIRST BLOOD”ドイツ盤ブルーレイ。
国内のブルーレイ・プレイヤーでも視聴可能なコードALL(ABC)。
ディスク再生冒頭にオーストラリア、デンマーク、ドイツ、スペイン、フランス、イタリア、メキシコ、オランダ、ノルウェー、ロシア、フィンランド、スウェーデン、イギリス語の13ヵ国語のメニュー言語を選択可能。
本編HDマスターは上記米国盤LIONSGATE(19157)、国内盤ブルーレイ(GNXF-1005)収録と同じスタジオカナル版。

■本編/93分07秒 16:9スコープサイズ HD Standard 1080p
※カロルコ・ピクチャーズのオープニングロゴはカット。
■音声/英語DTS-HD MasterAudio 5.1、英語DTS SURROUND 2.0 STEREO、フランス語DTS-HD MasterAudio 5.1、フランス語DTS SURROUND 2.0 STEREO、ドイツ語DTS-HD MasterAudio 5.1、ドイツ語DTS-HD MasterAudio 2.0 MONO、スペイン(CASTELLANO)語DTS-HD MasterAudio 2.0 MONO、イタリア語DTS SURROUND 2.0 STEREO、スペイン(ESPANOL)語DTS-HD MasterAudio MONO、ロシア語DTS SURROUND VOICE OVER
■字幕/英語、フランス語、ドイツ語、オランダ語、スペイン(CASTELLANO)語、イタリア語、スペイン(ESPANOL)語、デンマーク語、ノルウェー語。スウェーデン語、トルコ語、モスクワ語
※シーンセレクション(チャプター)メニュー付

■特典映像
●DRAWING FIRST BLOOD「ランボー素描」
●FIRST BLOOD: A LOOK BACK「ルック・バック」
※上記2本国内盤Blu-ray収録と同じ

●AUDIO COMMENTARY BY SYLVESTER STALLONE

シルベスター・スタローンによる音声解説
※国内盤未収録、米国盤Blu-ray収録と同じ
●AUDIO COMMENTARY BY DAVID MORRELL
原作者ディヴィッド・マレルによる音声解説 ※国内盤Blu-ray収録と同じ

●ALTERNATE ENDING ※国内盤未収録、米国盤Blu-ray収録と同じ
別バージョンエンディング(2分02秒)
●HUMOROUS ENDING ※国内盤未収録、米国盤Blu-ray収録と同じ
別エンディングBlooper(NG)シーン(54秒)

●2 TRAILERS
-ティーザー ビスタサイズ収録(55秒版)
-トレーラー ビスタサイズ収録(1分07秒版)
※国内盤Blu-ray収録と同じ
●DELETED SCENES : DREAM IN SAIGON
「ランボーのフラッシュバック」(2分27秒)
※国内盤未収録、米国盤Blu-ray収録と同じ

●THE REAL NAM : VOICES FROM WITHIN
「本当のベトナム」(26分55秒)
●FORGING HEROES : AMERICA'S GREEN BERETS
「米軍グリーン・ベレー」(9分54秒)
※上記2本国内盤Blu-ray収録と同じ

●GUTS AND GLORY
スタンダードサイズ収録(27分11秒) 英語音声版、字幕無し
2002年 ARTISAN HOME ENTERTAINMENT INC.
※国内盤未収録、RAMBO TRILOGY"ARTISAN版DVDのみに収録されていた特典映像
ランボー映画が80年代のアメリカ社会におよぼした影響を紹介するドキュメンタリー。
スタローン、アンドリュー・G・ヴァイナ(製作)、テッド・コッチェフ監督ら関係者のインタビューとともに、ランボーをネタにしたレーガン大統領のスピーチ、ランボーマニア、グッズ映像などを交えて送る。

●HOW TO BECOME RAMBO(PART I)(14分19秒)
※上記フランス再発盤DVD(EDV 1392/829 065-9)収録と同じ。
PART IIとIIIはそれぞれ「RAMBO II」「RAMBO III」のDVD・Blu-rayの特典映像内に収録。

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●STALLONE FIRST BLOOD
カナダ盤Blu-ray スチールブック仕様
【Amazon.ca Exclusive Limited-Edition SteelBook】
2013年11月5日
ALLIANCE FILMS<59649BRDJC 20207>
“FIRST BLOOD”カナダ盤ブルーレイ 限定スチールブック仕様。
国内のブルーレイ・プレイヤーでも視聴可能なコードA。

メニュー画面、本編映像、音声、特典映像とも上記LIONSGATE版米国盤Blu-ray<19157>と同内容。ブルーレイトレーラー「ディセント」(1分52秒)、「アドレナリン」(1分59秒)も収録されている。
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●RAMBO FIRST BLOOD
英国盤Blu-ray+DVD スチールブック仕様
【Limited Edition Steelbook】
2013年12月8日
STUDIOCANAL<OPTBD2616>
“RAMBO :FIRST BLOOD”UK盤ブルーレイ・DVD2枚組 限定スチールブック仕様。

<Blu-rayディスク>
パッケージ上はリージョンコードB表記だが、国内のブルーレイ・プレイヤーでも再生可能。
ディスク再生冒頭にオーストラリア、ブラジル、デンマーク、ドイツ、スペイン、フランス、メキシコ、オランダ、ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、イギリス12ヵ国語のメニュー言語を選択可能。
本編HDマスターは米国盤LIONSGATE(19157)、国内盤(GNXF-1005)、ドイツ盤ブルーレイ(503620)と同じスタジオカナル版。
「ランボー」“FIRST BLOOD”のHDマスターは現在スタジオカナル版しか存在しないようだ。

■本編/93分07秒 16:9スコープサイズ HD Standard 1080p
※カロルコ・ピクチャーズのオープニングロゴはカット。
■音声/ドイツ語DTS-HD High Resolution Audio 5.1、英語DTS-HD MasterAudio 5.1、フランス語DTS-HD High Resolution Audio 5.1、ポルトガル語DTS-HD High Resolution Audio 2.0、スペイン語DTS-HD High Resolution Audio 2.0
■字幕/ドイツ語、デンマーク語、英語、フィンランド語、フランス語、イタリア語、オランダ語、ノルウェー語、ポルトガル語、スウェーデン語、スペイン語
※シーンセレクション(チャプター)メニュー付

■特典映像
●SLY VERSUS RAMBO INTERVIEW-PARIS 2008(8分40秒) ※国内盤未収録(UK盤のみ収録)
HD画質版 ビスタサイズ収録 スタジオカナル2008年製作
「ランボー」シリーズ各シーンを振り返りながら、企画から映画化、ランボーのキャラクターの原作との相違点、エンディングなどについてスタローンが解説。

●VIDEO CONFIGURATION
液晶ディスプレイなどの映像チェック用デモ映像。コントラスト・輝度を調整するモノクロのグラデーション画像が表示される。
●AUDIO CONFIGURATION
5.1chサラウンドスピーカーシステム 音響チェック用デモ映像。

<DVDディスク>
PAL方式・コード2 国内のDVDプレイヤーでは再生不可
(OPTIMUM HOME ENTERTAINMENTクレジット有)

■本編/89分40秒 PAL早回し版 シネスコスクイーズ収録 シーンセレクト(チャプター)メニュー レジューム機能付
※カロルコ・ピクチャーズのオープニングロゴはカット
■音声/英語2.0CHステレオ、英語5.1CHサラウンド
■字幕/無し
※カロルコ・ピクチャーズのオープニングロゴはカット。スタジオカナル版。

■特典映像
●THE RAMBO TRILOGY: AN INTERVIEW WITH SYLVESTER STALLONE※国内盤未収録(UK盤のみ収録)
Blu-rayディスクの方に収録されている“SLY VERSUS RAMBO INTERVIEW-PARIS 2008”と同じ映像のSD画質版。タイトルは違うがコンテンツは同じもの、両ディスクにダブって収録されている。

●RAMBO 4 INTERVIEW WITH SYLVESTER STALLON (15分53秒)
※国内盤未収録(UK盤のみ収録)
「ランボー 最後の戦場」についてスタローンが語る。
上記インタビュー映像と背景等が同じなので、同日に収録されたインタビューと思われる。

●シルベスター・スタローンによる音声解説※国内盤未収録

●原作者ディヴィッド・マレルによる音声解説
●TRAILER 1(ティーザー) ビスタサイズ収録(55秒版)
●TRAILER 2(トレーラー) ビスタサイズ収録(1分07秒版)
●FIRST BLOOD: A LOOK BACK ルック・バック
●DRAWING FIRST BLOOD ランボー素描

※上記5本国内盤Blu-ray収録と同じ
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●国内再発盤Blu-ray
2013年12月20日
ジェネオン・ユニバーサル・
エンターテイメント
<BD-31620>
帯形式のユニバーサル・シネマ・コレクションペーパーとのダブルジャケット仕様。

上記国内初盤Blu-ray<GNXF-1005>の再発廉価版となり、ユニバーサルスタジオ(メーカー合併変更)・スタジオカナル(版権元)のカンパニーロゴ及びジャケット、ピクチャーディスク以外、メニュー画面、本編映像、特典映像とも同仕様となる。
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●国内盤Blu-ray
ベストバリュー
ブルーレイセット
3枚組
2014年6月25日
NBCユニバーサル・
エンターテイメント
<GNXF-1794>
リバーシブルジャケット仕様。
「ランボー」「ランボー 怒りの脱出」「ランボー3 怒りのアフガン」シリーズ3作をセット化したユニバーサル・ベストバリューコレクション。3枚組で3,800円(税抜き)はかなりお買い得。

NBCユニバーサル・エンターテイメントは上記ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントの社名変更のみで、ディスク型番含めて上記ユニバーサル・シネマ・コレクション国内再発盤Blu-ray各シリーズ単品版とまったく同じものがセット化されている。
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SOUNDTRACK-CD GALLERY
●オリジナル・サウンドトラック
国内初盤CD
2000年12月20日
カルチュア・パブリッシャーズ<CPC8-1124>
国内初CD化盤。アメリカの大手サントラ専門レーベル、ヴァレース・サラバンデ(VARESE SARABANDE RECORDS, INC.)よりリリ―スされていたサントラ盤の国内版。
曲順が映画の流れに沿って収録されていないが、"IT'S A LONG ROAD イッツ・ア・ロング・ロード"が聴ける唯一のサントラ盤だった。封入解説書には歌詞付き。
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●オリジナル・サウンドトラック
国内再発盤CD(ジャケ違い)
2003年4月23日
パイオニアLDC<PICE-4016>
上記国内初盤CD(CPC8-1124)のジャケ違いの廉価再発盤CD。
サントラレーベル"ヴァレース・サラバンデ"の国内リリース作品ラインナップ封入。
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●COMPLETE ORIGINAL MOTION PICTUR
SOUNDTRACK
リマスター完全盤2枚組
直輸入盤(2CD)
2010年11月25日
INTRADA<MAF 7111>
こちらもアメリカのマニア向けサントラ専門レーベルINTRADAよりリリースされた完全盤CD2枚組。
特典として「ランボーのテーマ」をアレンジしたカロルコのカンパニーロゴテーマ曲、「ランボーII」の予告編映像音楽も収録。

<DISC1: COMPLETE ORIGINAL SOUNDTRACK>
映画本編に使われたマスター音源が新たに発見され、映画の登場順に収録されたリマスター版サントラCD
<DISC2: ORIGINAL 1982 SOUNDTRACK ALBUM>
過去にリリースされていた上記アルバムテイクを再収録

「猿の惑星」「エイリアン」「ポルターガイスト」でも知られるジェリー・ゴールドスミス、代表作のひとつ "FIRST BLOOD ランボー"第一作。
全編を通して繰り返し流されるのが、静かな中にも緊迫感たぎる低音を強調したフレーズと解き放たれるように鳴り響くランボーのテーマ曲。

嵐の前の静けさ。一時の安らぎを求め友を訪ねるランボーが郷愁を誘う本編冒頭"HOME COMING 訪友"。ランボーが警察署からの脱走を図るシークエンスに流れる"THE RAZOR 留置所からの脱出"。何が起こるかわからない恐怖、「猿の惑星」の序盤を彷彿させるランボーのゲリラ戦"MOUNTAIN HUNT 山狩り"など、聴きどころも多い。

そして極めつけは、安らぎを求め、長く続く道を行く男を切々と歌い上げた"IT'S A LONG ROAD イッツ・ア・ロング・ロード"。歌うはカナダ出身の歌手ダン・ヒル。作詞はHal Shaper(ハル・シェイパー)、作曲はもちろんゴールドスミス。
観る者の心に刻まれたベトナム帰還兵、孤独な戦士ランボーの心の痛み。
エンディングロールにこの曲が流れる時、もはやランボーは一人ではない。
ジェームズ・ボンド、インディアナ・ジョーンズ、ロッキーなど、ヒーローには必ずといっていいほど心に残る素晴らしいテーマ曲がある。
名曲"IT'S A LONG ROAD"によってランボーも永遠の命を得たのだ。

アクション映画でありながら根底にある哀しさを強く感じさせる「ランボー」第一作。
それは要所に流れるジェリー・ゴールドスミスの繊細で物哀しいメロディラインによる所が大きい。映画にとっていかに音楽が重要なものであるか、あらためて感じる事ができる逸品でもある。
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